神戸モーツァルトクラブ35周年記念演奏会

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神戸モーツァルトクラブ創立35周年記念 アンサンブル神戸第48回定期演奏会に出演させていただきました。
交響曲 第1番、第40番、アイネクライネナハトムジーク、そしてピアノ協奏曲第27番。名曲揃いの密度の濃いプログラムでした。
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一昨日、昨日とアンサンブル神戸の皆さんと合わせ練習。指揮は矢野正浩先生です。
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練習を終えホールの外に出ると街はイルミネーションの飾り付けが始まっていて、華やかな雰囲気です。
神戸新聞松方ホールは、音響が心地よく、演奏会だけでなくレコーディングにも使われているホールです。2日前のリハーサルから本番と同じ会場で音を作っていけるのは、とてもありがたいこと。オーケストラとのバランスをチェックしながら練習が進みました。
アンサンブル神戸は、松方ホールを本拠地に年10回の自主公演、5回の依頼公演を行うエネルギッシュな楽団です。発足は阪神淡路大震災の年。慰問演奏をきっかけにスタートしたそうです。
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「神戸モーツァルトクラブ35周年なのでモーツァルト最後の年35歳で作曲したKV595を!」とオファーいただいたのが1年前。
ベーレンライターで長年弾いてきている私とブライトコフ版を使ってこられたアンサンブル神戸の皆さん。
今回、2つの版を見比べてみて、ずいぶん違いがあることを発見!第1楽章の小節数が違うので、調べてみるとブライトコフでは大幅にカットしている箇所があったり。これまでベーレンライターでしか演奏したことがなかったので、いい勉強になりました。
1982年に生まれた神戸モーツァルトクラブ。打ち上げパーティーでは、モーツァルトをこよなく愛し、神戸の文化を牽引してこられた第2代会長の島田誠先生はじめ現会長の森本眞由美さんらと神戸・音楽談義が続きました。

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