諏訪響・リハーサル

21日の本番に備えて、最後の仕込みです。
舞台に看板も設えられ、だんだんに本番の舞台になっていきます。

近くの「もんど」で腹ごしらえのあと、茅野市民館へ。
諏訪響さんとの合わせに入りました。
共演を重ねるごとに、それぞれの奏者、お一人お一人の音色が聞こえてくるようになるのが不思議です。
モーツァルト21番のコンチェルトは、随所にアンサンブルの醍醐味を感じる名曲です。
重唱を歌うように、いいアンサンブルをさせていただきたいと思っています。
モーツァルトのあと、伊福部さんの日本組曲を聴かせていただき、そのリズムの面白さ、日本の血を体で表現できる諏訪響のパワーに圧倒され、耳に残るそのリズムを刻みながら、茅野市民館から山の家に戻りました。

小指の爪が少し割れているのが、ちょっと不安です。
そういえば、11月にこの曲を弾いたときは、左の親指が2枚爪になってしまい、思い切って1枚にしてしまった記憶があります。
筋肉も骨も強く、腱鞘炎にも無縁な私ですが、本番が重なると手にクリームを塗らずにピアノを弾く時間が長くなり、乾燥の季節は、爪によくありません。
私にとって、爪が弁慶の泣き所です。

コメント

  1. yuko hisamoto より:

    ギブズ、無事とれましたか。
    優しいnishisan のおそばで、どんなに心強かったことでしょう。
    私がもしギブスになっても、kanpakuから「かわりに足を使えばいいだろう」と一言ですまされてしまいそうです。
    > ピアニストは
    > コンサートでは
    > 手にクリームを塗らないのですか。
    指がすべっちゃうようなことをなるべくしないようにするんです。
    私はしませんが、汗止めの粉をつける人もいたりするんですよ。
    まるで段違い平行棒の選手みたいでしょ?
    > 爪はマニキュアで補強されないのですか。
    あるアメリカ人ピアニストと京都で連弾をしたことがあるのですが、彼が「僕はマニキュアを塗らないとピアノが弾けない」と言い出し、日曜日で薬屋さんもあいていないし、まわりのスタッフの誰もマニュキアなんて持ってないし・・と困ったことがありました。結局、お客さんから借りて無事時間どおり開演しましたが。
    考えてみると、いろんなピアニストがいますね。

  2. nishisan より:

    女性が顔を洗うときに、
    泡、泡、泡と、
    いっぱい泡を作らなければならないことを
    左手がギブスの女性をサポートして
    初めて知りました。
    ピアニストは
    コンサートでは
    手にクリームを塗らないのですか。
    初めて知りました。
    爪はマニキュアで補強されないのですか。