モーツァルト

モーツァルトの新曲

昨年は、おずおずと参加していたリモート会議でしたが、対面の会議より数が増えてきた昨今、すっかり日常になりつつあります。 マスクをして対面がいいか、マスクをしないでオンラインがいいか・・・となると後者のほうがはっきり聞き取れるメリットも。 先...
国立音楽大学

記憶の中のM君

神戸・松方ホールでの本番を終えた翌朝、モカマタリを丁寧に淹れて目を覚まし、新幹線で東京に向かい、大学に直行。 新幹線から見える富士山、浜名湖、熱海の風景で一機にリフレッシュ。無事、入学試験審査会場に到着しました。 若き才能に出会えるのは、嬉...
久元祐子コンサート

《皇帝》@松方ホール

昨年のベートーヴェンイヤー、いくつもの音楽会が「延期」となりました。 2月11日は、再延期となったアンサンブル神戸第65回定期演奏会に出演させていただきました。会場は神戸新聞松方ホール。プログラムは《コリオラン》《皇帝》《交響曲第8番》。 ...
徒然

立春

2月2日の節分は歳徳神様がおられる南南東を向きながら恵方巻を食べ、幸せを願いました。翌2月3日立春。 1月から続いた大学の学年末試験、最後の審査を終え、ほっと一息。大学近くを流れる玉川上水も早春の光を浴びていました。 太宰治が38歳の若さで...
作曲家

スノードロップ

先月末、門下生達が大学近くのホール「CHABOHIBA HALL」で、毎年恒例の研究会「ルナの会」をさせていただきました。 先程、オーナー小峰美子さんが「学生さん達が、試験で楽しんで演奏できますように!」と応援メールをくださり、お庭のスノー...
音楽教育

マイ・バッハ

昨年はほとんど映画館に行かないで終わってしまいましたが、昨秋《マイ・バッハ》という映画を鑑賞。 ブラジルのピアニスト、ジョアン・カルロス・マルティンスさんの生涯を描いた映画です。彼の名前は、2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックで国歌...
作曲家

音楽家になるための3P

楽譜を整理していましたら、バッハの【フーガの技法】の間から高校時代の音楽史のプリントが出てきました。都立芸術高校時代の音楽史の先生、故 多田逸郎先生の授業の資料です。このバッハ最高傑作について、フーガの分析の仕方、資料の読み方、辞書の使い方...
神戸

しあわせ運べるように

阪神・淡路大震災から26年。追悼の想いを込めた灯篭が三宮・東遊園地に灯されました。今年の「1・17のつどい」は、三密を防ぐため、前夜から灯篭が灯され、当日は例年の2割ほどの遺族の方々が祈りを捧げられました。そして同日、阪神淡路大震災を機に生...
徒然

鏡開き

2021年も2週間が過ぎました。幼い頃は、母と一緒に15日に鏡餅を木槌で割り、青黴を取り除いて、かきもちにしたりお汁粉を作ったりしましたが、保存技術も進歩している現在、青黴とは一切無縁なお正月です。 今年も京都の89歳になられる女性の手作り...
CD

フルトヴェングラーのピアノ

2021年、最初の1週間が過ぎ、緊急事態宣言が再発令となりました。 収束を祈りながら、籠って練習する日々が続きそうです。 今年の弾き初めもバッハでした。 《ゴールドベルク変奏曲》《トッカータ》《前奏曲とフーガ》。 天に向かう祈りに満ちた作品...