久元 祐子

作曲家

許光俊さんのリスト批判

音楽評論家の許光俊さんが、モーストリークラシックの4月号に「リストの作品はなぜポピュラーにならないのか」というタイトルで刺激的な文章を寄せておられるので、紹介させていただきます。「私はリストの音楽に心動かされたことが一度もない。豊富な女性関...
久元祐子コンサート

ベーゼンドルファーコンサート・中止

夜、何度も余震が続き、これは、コンサートは無理だろうと思っていたところ、主催の音楽協会の会長さんからのお電話が朝8時に入り、中止のご連絡をいただきました。コンサート会場の反響板は、チェーンで吊っているだけですし、ライトなど危険なものがたくさ...
久元 祐子・旅

諏訪で地震に遭遇

「逃げてくださ~い。ステージの上は危ない!!!」スタッフの方の声が飛びました。諏訪市駅前市民館でのリハーサル中、大きな揺れが来ました。反響板がゆらゆら揺れ、天井からのライトもガタガタと音をたてて動き出しました。どこが安全?と一瞬考え、ロビー...
久元 祐子・講座

国立音大附属高校で演奏論

国立音楽大学は、国立にある、と思っていらっしゃる方も多いのですが、今は立川市にあります。今年は、新校舎も完成。さらにグレードアップの予定です。一方、附属高校は国立にあり、大学が国立にあったころの名残は、附属高校に残っています。高校では、大学...
未分類

PTNA課題曲説明会 

浜離宮朝日ホールで行われたPTNA課題曲説明会の会場は、超満員。バロック、古典、ロマン、近現代という4つのカテゴリーそれぞれの課題曲の解説と演奏ということで、私は、古典のカテゴリーを担当させていただきました。朝の基調講演から夜の近現代まで。...
ピアノ(楽器)について

テレビ取材・延長戦

昨日終了するはずだったテレビ取材。整音が終わらず、けっきょく翌日に持越し。2時間の撮影予定が、なんと2日がかりになってしまいました。放映は、4月とか。それにしてもこの楽器、もともと1829年製ということになっていたのですが、製造番号が発見さ...
ピアノ(楽器)について

雪の中、ベーゼンドルファー登場

ベーゼンドルファー社は、1828年創立です。ベートーヴェンが亡くなったのが1827年、翌年シューベルトが亡くなったその年にできたウィーンを代表するピアノメーカーです。先週の工場見学、ベーゼンドルファーザールでのリサイタル、ショールームでのス...
コンサート鑑賞

シュタッツオーパー《フィガロの結婚》

ウィーンのピアノ専門誌ヴァインベルガーの取材を終え、ベトナム料理「サイゴン」で遅めのランチ。雑貨屋さんで小物を買って外に出ると男の人が倒れていました。「え~!大丈夫ですか!」警察の人は、管轄外ということでそのまま行ってしまったらしいのですが...
ピアノ(楽器)について

ウィーン市立音楽院

本番翌日、少々寝不足ではありますが、久しぶりのウィーンの街に出かけます。ドブリンガーで楽譜の買出し。知性派お兄さんは、親切そのもの。気持ちよく楽譜探しができました。続いて、車で10分ほどのところにあるプラター公園へ。「第3の男」で知られる観...
久元 祐子・旅

ベーゼンドルファー・ザール

OBERLAAの社長さん、ウィーンの観光局長さんらとランチ。オベラのチョコは、自然素材で、体に悪いものを一切使っていいないそうです。3週間の賞味期限のうち、残り1週間を切る前に店から引き上げるそうで、お客様が味わう期間を入れて売る、という徹...